タイトルイメージ

本文へジャンプ
幼児教育研修に関する

  お問い合わせ


お申し込み




























































  

留学生レポート



オーストラリアで教育分野を勉強した留学生のレポートです。
留学の目的、実際の勉強の内容・様子、そして今後のキャリア目標などをお聞きしました。これから留学をお考えの方はぜひ参考にしてください。


幼児教育研修プログラムに参加(シドニー) 小林久美子さん

幼児期は全てがアクティビティ・・・
               
このプログラムで得た経験は一生の宝です!



私は子どもが大好きで、子どもと一緒になって遊べるのが自慢でもあります。しかし、実際の現場ではそれだけでは成り立たないのがよく分かりました。

子どもの成長段階を知ること、それを教育者がしっかり意識して日々子どもを観察し、接することの重要性(年齢に合わせてチャレンジ要素を増やしていくなど)を実感しました。

ポーリーン先生の英語での講義と尚子先生の日本語での講義の両方を受けることによって、育った国の週間、考え方が浮かび上がってきて、教育を知る事派単に教育論を勉強するだけではなく、歴史や文化、そして特に家庭の背景も知ることが必要だと感じました。

私は尚子先生の「子どもをよく観察する」「幼児期は全てがアクティビティ」「子どもにどんな動機付けがしてあげられるか考える」という言葉がとても印象に残っています。私がいつ日本の幼児教育に携われるかは分かりませんが、そのときまでにもっと教育知識、英語力そして人としての魅力を磨いておきたいと思います。このプログラムで得た経験は一生の宝です。

小林さんの将来の目標は、インターナショナル幼稚園で働くことだそうです。現在、小林さんは日本で児童英語教師として活躍する傍ら、目標の実現に向けて保育士の免許を取得するために通信教育で学んでいます。


以下、レポートは続きます。

********************************************************************************

私が感じた、オーストラリアと日本の幼児教育の違いをまとめてみたいと思います。


まずは、タイムスケジュールです。


日本では、1日の流れ、年間スケジュールが決まっていて、みんなに一斉に行うイメージが強く、子ども1人1人の興味や得意、不得意よりも全体の調和を大切にしているように思えます。
それが、オーストラリアの場合だと、エマージェント・カリキュラムに基づいているだけに日本とはだいぶ違っているように思いました。 自由な時間が多く(自由に遊ぶ時間、ティータイムなど)、子ども達の来る時間も決まっていないので日本のような出欠席の取り方をしていません。 個々が興味のあるものに取り組み、一見ばらばらに見えるのですが、みんな個々に動いているため、全体的にはそれでバランスが保たれている様子でした。


行政の役割の違いも印象的でした。


日本では、例えば親が子どもに虐待していることに気付かないことも多々ありますが、オーストラリアの場合、 児童保護(Child Protection)がしっかりと定められています。 園の先生達は、子どもの行動をありのままの事実を記録し、1人1人の子どもの成長記録を写真と共にまとめ、一定の期間後に親にフィードバックをしています。 それによって、親は、今日1日子どもが何をして何を食べ、どれだけ昼寝をしたかを記録から知ることができます。 この「記録」は、子ども達に何かあった時に日々の記録をもとに行政に訴える事ができます。 あるいは、子ども自身が大きくなった時に、自分が過去に虐待を受けていたと思えばそのことを通報することもできます。


Show and Tell


子ども達にとって楽しみの時間だが、好きなものを通じて知らないうちにプレゼンテーション能力、 話を聞く能力を養っているのが面白いと思いました。 子どもが自分の大切にしているものなどを持ってきて、みんなの前でプレゼンテーションをします。 3歳の子どもでも「これから、僕の電車(おもちゃ)について話します。」から始まって、どんなものなのか、誰からもらったのか、それくらい大切なものなのかを説明します。 みんな得意気に話している姿が小さいのにとても頼もしかったです。 これから大きくなって、社会生活で非常に大切な能力だと思います。 それに対して日本は、みんなの前で発表することをためらいがちのように思います。 自分の意見が間違っているのでは・・・と黙っていることが多いように思います。


アメとムチ


子どもを叱る時にreasonableに!  それがどうして「No」なのか、きちんと説明することが大切です。 例えば、子ども同士がたたき合っている時、先生が中間に入って「Don’t hit your friend! You need to say sorry(お友達をぶってはだめ! ごめんなさいと言いなさい).」と言ってから、 たたかれた子に対して 「You could say stop (with gesture), or I don’t like it.(やめて!とか、そういうの好きじゃない、ときちんと言えたかも知れないね」と自分の言葉でNoと言えるようになるように手助けしていました。 また、他の場面でも同じような子ども同士のもめごとがあった時、先生は一歩引いた視点から「What do you say?((相手に対して)何て言えばいい?)」と尋ね、 子ども自身で解決(reasonableに)できるようにしていました。 時には先生の毅然とした態度が小さな子どもには厳しすぎるのでは?と感じたこともありました。 そうして先生達が厳しくするのかと言うと、家庭での甘やかし(Super son, Princess)や特別扱いを社会では通用しないということを 子供のうちから子供にわからせるためでもあるそうです。


ところが、ほめる時にはどんな小さなことでもよくほめるのがオーストラリアの先生達です。 それは先生達が子ども達の学びと成長を促すような動機付けを意識して取り入れていることとも関連しているように思います。 例えば、食事の時に、ジュースを敢えて子ども達のコップの半分までしか先生は入れてあげない、ということをしていました。 私は、なぜそうするのか不思議に思いましたが、すぐにそれは敢えて子ども達に自分達でチャレンジし、 自分の言葉で表現してコミュニケーションを取ることを学ばせるためだということが分かりました。 子ども達は、ジュースが半分しか入っていないので、「Apple juice please, thank you(りんごジュース下さい、ありがとう).」というやりとりを同じテーブルの子どもとし、 自分あるいは友達のジュースをついであげたりすることをしていました。 先生がもし最初から、全部ジュースを注いでいたらこんな子どもの自発的な行動や、友達とのコミュニケーションは起こらなかっただろうとこを考えると、 意図的な子どもへの動機付けは、とても大切なことだと感じました。




ご質問・お問い合わせ オンライン申し込み